今回のレシピでは加水率が92%とかなり高いパンになります。
パンチが3回と低温長時間発酵を利用して、しっかりとした生地を作っていきます。
一見難しそうに見えますが、実は、ほとんどすることはなく、待つ時間が長いだけです。
このやり方は高加水の生地ではよく使うので覚えておくと、とても便利です。
・「高加水のパン」レシピ
・チャパタ
・よもぎのハードブレッド
レシピ

工程
1、ミキシングする
混ぜ込み材料以外を全て一緒にしてミキシングしていきます。(練ります)

粉っ気がなくなって、全体が混ざるくらいで大丈夫です。(3~5分)

混ぜ込み材料を加えます。
※大きいナッツやイチジクは半分くらいカットしておくと良いです。

混ぜ込み材料が全体に混ざったら、ミキシング終わりです。

2、「20分→パンチ」×3回する
「20分発酵→パンチ→20分発酵→パンチ→20分発酵→パンチ→オーバーナイト」と進んでいきます。
※「パンチの仕方」参考にまで↓↓

↓↓20分発酵させました(1回目)

パンチ(1回目)をします。
↓↓パンチしました。

↓↓20分発酵させました(2回目)

パンチ(2回目)をします。
↓↓パンチしました。

20分発酵させました(3回目)

パンチ(3回目)をします。
↓↓パンチしました。

3、オーバーナイトをとる
パンチが3回終わったら、オーバーナイト(長時間発酵)をとります。
今回は冷蔵庫で発酵をとるので、低温長時間発酵です。
8~10時間発酵をとります。

↓↓冷蔵庫で8時間発酵させました。

4、パンチする
オーバーナイト後(冷蔵庫から出したら)、すぐにパンチをします。
↓↓パンチしました。

5、1時間復温させて、分割する
低温で長時間発酵させた生地は冷たく、このまますぐに成型すると、生地の内側と外側で温度差が生まれ、上手に発酵しなかったり、焼けムラなどの問題が出やすくなります。
そのため、1時間くらい常温において、生地の温度を戻します。(復温)
復温が終わったら、分割します。
↓↓復温しました。

分割します。
切りっぱなし成型です。
大体4等分のところにあとをつけて、一気にカードやスケッパーで4等分にします。
4等分にしたら、クッキングシートの上に乗せておきます。

6、2次発酵(最終発酵)をとる
分割が終わったら30~40分発酵をとります。

7、焼成する
オーブンを240℃で余熱しておきます。
余熱が終わったら、240℃で15~18分くらい焼成します。
生地をクッキングシートごと天板に移して、焼成します。
※クッキングシートは切っても切らなくても良いです。
オーブンの癖に合わせて、途中で生地を回転させる人は切っておくとしやすいです、

↓↓焼成しました。

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