ラード使用!!「ソフトバゲット」レシピ!!

パン レシピ
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今回は少し柔らかいバゲットの「ソフトバゲット」を作ります。

食べやすく、また加工しやすいように「ラード」を練り込んで作ります。

↓↓ラードを使用したバンズはこちら↓↓

レシピ

工程

今回はのバゲットはオールイン法で仕込みます。
オールイン法とはすべての材料を一回のミキシングで混ぜ合わせる製法です。

↓↓様々な「パン作りの製法」についてはこちら↓↓

1、全ての材料をボールに入れて練る

全ての材料をボールに入れて、粉っ気がなくなるまで練っていきます。


練り初めは「ボソボソ」していますが、練っていくうちに「粉っけ」がなくなっていきます。


↓↓このくらいでミキシング終了です。

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※「全然、練ってないけど大丈夫??」と思っている人もいると思いますが、安心してください!笑
この後の工程で「きちんと」パンになります!!

2、30分発酵→パンチ→30分発酵→パンチ→30分発酵

2-1、30分発酵させる


生地をボールやタッパに移して、乾燥しないようラップやふたをして、発酵させます。

28~30℃で30分発酵させます。


↓↓ラップをして、発酵させていきます。

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↓↓30分発酵しました。

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2-2、パンチする(1回目)

30分経ったら、パンチ(ガス抜き)をしていきます。


↓↓下の絵のように「折りたたむ」ようにパンチをしていきます↓↓
※参考にまで

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↓↓パンチしました。

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2-3、30分発酵させる

↓↓30分発酵しました。

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2-4、パンチする(2回目)


↓↓パンチしました。


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2-5、30分発酵させる

↓↓30分発酵させました。

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3、野菜室で低温長時間発酵させる


パンチ(1,2回)が終わって、30分発酵させたら、野菜室で低温長時間発酵させていきます。

冷蔵庫だと少し温度が低ので、野菜室がおすすめです!!

生地を乾燥させないように、タッパなどに入れます。

15~20時間くらい発酵させます。


4、分割して復温する

野菜室から出してすぐは、生地温度が低いです。

あまり、温度が低い状態で進めていくと、発酵がうまくいかなかったり、「フィッシュアイ」の原因になることもあります。


↓↓野菜室でもしっかり発酵しています。

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分割します。

今回はバゲット2本分なので、2等分します。


↓↓バゲット生地を丸める(俵型にする)時は下の絵のようにします。↓↓
※参考にまで

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生地を丸め(俵型)ました。

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生地温度が17~20℃くらいになるまで、復温します。

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5、成形する

復温が終わったら、成形していきます。


↓↓復温が終わりました。

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↓↓バゲットの成形方法例↓↓
※参考にまで

↓↓成形しました。

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6、2次発酵(最終発酵)をとる

28~30℃で30~40分くらい発酵させます。

7、焼成する

予熱が必要です
オーブンの一番高い温度で予熱をしておきます。

おそらく、家庭用オーブンは250℃、300℃くらいだと思います。)

予熱が終わったら、バゲットを天板に移して、クープを入れます。


↓↓天板に移しました。
※生地を天板に移す際は、「取り板」があると便利です。

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クープを入れます。
ラード(油脂)が入っているので、普通のバゲットより、窯伸びするので、少し深めのクープを入れます。
※「窯伸び」とは、窯(オーブン)の中で焼いているときに生地が膨らむことです。

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クープを入れ終わったら、オーブンに入れます。

オーブンの中に霧吹きを多めに吹いてから、バゲットを入れます。

バゲットを入れたら、230℃に温度を落として、約15~20分焼きます。

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↓↓断面は「バゲットっぽい気泡」と油脂(ラード)の膨らんだ「フワフワ感」がありますね。

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うちでプロぱんポイント

ソフトバゲット

バゲットの本場フランスでは、「バゲット」と名前を語るには「生地の重量、長さ、クープの数」などが決められています。

しかし、日本ではバゲットに「明確なルール」などはありません。

なので、大きさや形はもちろん、様々な材料も使うことができます。

その一つが「ソフトバゲット」です。


今回のレシピには「ラード」が含まれています。

そのため、普通のバゲットより柔らかく、サンドイッチなどへの加工もしやすくなっています。

ラード以外にも「バター」や「ショートニング」、「グレープシードオイル」などを加えてもいいですし、また「強力粉を配合して、わざとグルテンを出して、ソフト(ふわふわ)な食感にする方法」もありだと思います。

様々な作り方やレシピがあるので、ぜひ、いろいろと試してみて、自分好みの「バゲット」を作ってみてはいかがですか??

ミニバゲット

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「ミニバゲット」は分割重量を変えるだけで、簡単に作ることができます。


「ミニバゲット」は加工するのに便利です。
焼成後冷凍しておけば、解凍するだけでいつでも「サンドイッチ」や「練乳・明太フランス」、「ガーリックブレッド」などへ加工することができます。

特にベイクオフベーカリーでは「冷凍のミニバゲット」をよく使います。

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