今回は少し飲食店やスーパーの裏側の話を紹介します。
結論から述べると、「有名飲食チェーン店やコーヒーショップ、ハンバーガーショップなどで提供されている商品が、実は近所のスーパーや小さな売店に売っている商品と同じことがある」ということです！！
私がとあるスーパー内のベーカリー(ベイクオフベーカリー)に勤務していたころのお話です。
そこのベーカリーでは、冷凍生地を仕入れて、現場では「解凍→成形/発酵→焼成」をして店頭に並べていました。
いつも店頭には「あんぱんやメロンパン、チョコデニッシュやカレーパン」などの定番商品に加えて、季節ものなど、約35～40種類くらいの商品が並んでいました。
そこでず～と人気だった商品があります。
それは「アップルパイ」です。
このアップルパイは冷凍のまま仕入れて、あとは油で揚げるだけの商品でした。
解凍する必要もなく、急に店頭のパンがなくなった時でも、すぐに出すことができる、便利な商品でした。
また、味も美味しくて、大人気でした。
実はこの「アップルパイ」が「某有名ハンバーガー店のアップルパイ」と同じでした！！
しかも、某有名店より、安く売っていました。
・「ベイクオフベーカリーとは」こちら↓↓
他にも、とある老舗ベーカリーに勤務していた時にも、某有名カフェチェーン店と同じ商品がありました。
こちらのベーカリーではデパートや病院内の売店などへの出品も行っていました。
「パン」に関してはすべてお店で生地から作っていたのですが、「ケーキやマカロン、プリン」などの商品に関しては、業者から仕入れて、カットや梱包を加えて、当店の商品として販売していました。
この時の「ケーキ」が某有名カフェチェーン店と同じでした。
この「ケーキ」はホールのまま冷凍で届き、あとは好みの大きさにカットするだけでOKです。
ちなみに某有名カフェチェーン店では、ケーキをカットした状態で冷蔵ショーケースに並べて、注文が入ったら、お皿に乗せて提供していました。
このように、まったく同じ商品でも包材や梱包方法、提供方法などの違いによって、全く別の商品に見せることができます。
最近は「冷凍技術や保存技術」などが高いので、パンやケーキ以外にも、「天ぷらや唐揚げなどの揚げ物、焼き魚や肉料理」なども味を落とすことなく、更に菌の繁殖をおさえて長期保存ができるようになっています。
このようなことから、スーパーや施設内の売店、パン屋さんやカフェなど、様々な場所で同じ商品が違うものとして売られていることも多々あるということですね。
今回、皆さんに伝えたかったことは、意外と近くに有名店や人気店の味があるかもしれないということです。
スーパーや売店、近所のカフェなどで「有名店の味」を探すのも楽しいかもしれませんね。笑
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