飲食店で仕事をしていると、いろいろな予期せぬことが起きます。
今回はその中でも「チンピラが来た」話を紹介します。
これは私がとあるパン屋さんで仕事をしていた時の話です。
この時のお店は、つい数日前にコーヒーマシンを導入したばかりでした。
そして、まだコーヒーカップ(ふた、本体)や、抽出するコーヒーの濃度、提供方法など、まだまだ決めることがありました。
しかし、この時の社長は「とりあいず行動してから考える」だったので、いつも「とりあいず作って売ってみる。そして、問題があれば直す」というような人でした。
もちろん、「何事も行動してみる」というのはとてもいいことなのですが、この時、それが裏目に出てしまいます。
何が起きたのか、結論から述べると「とあるチンピラの奥様にホットコーヒーがかかってしまったんです。
そして、刺青を見せ、怒鳴り上げ、表で仕事をしていた女性スタッフが2、3人が泣き、社長や支配人が出てきて、それから警察を呼ばざるをえない惨事が起きてしまったのです。
そもそもどうして、ホットコーヒーが奥様にかかったのかというと、、、
実はこの時のコーヒーを入れる紙コップとふたのサイズが違ったんです。
紙コップとふたのサイズの表記は同じなのですが、メーカーが違ったため、きちんとふたが閉まらなかったのです。
そして、それを購入した奥様が飲もうとしたとき、紙コップとふたの間からコーヒーが漏れて、
奥様の肌(首からちょっとした)にかかってしまったということです。
もちろん100%こちらが悪いので、ひたすら謝るしかありませんでした。
「とりあいず行動してから考える」があだとなってしまったのです。
もちろん心配しすぎて、行動に起こせないのは良くないと、思うのですが、「あまりにも考えてなさすぎ」や「ノリだけで行うのは問題です」よね。
私自身も「とりあいず行動してから考える」タイプなので、この惨事以来「問題になりそうなことは何か」を考えてから、行動することを心がけています。
・現場での「裏話」はこちら↓↓
・パンをジャブジャブ洗った人の話
・有名店とスーパーの味が同じ!?
コメント