今回は、前回作った「ミルヒブロート」の生地のアレンジレシピです。
「ラムレーズンロール」を紹介します。
・「ミルヒブロート」レシピはこちら↓↓
レシピ

工程
1、冷凍生地玉を使う場合→工程1~
2、使わない場合は、ミキシング→発酵後、工程2~(成形)
1、生地を解凍して復温する
先日作った「ミルヒブロート」の生地を解凍します。
前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます。
翌朝には解凍できています。
翌朝、解凍できた生地を復温します。
1時間くらい室温に置いておきます。
※冷蔵庫から出してすぐの生地は温度が低いです。
このまま成形して発酵させると、パン生地の中心と外側の温度が違うため、きれいに発酵しなかったり、フィッシュアイ(パンの表面にぶつぶつ)などができてしまう原因になります。
↓↓解凍して、復温できた生地

2、生地を麺棒で伸ばす
1、「解凍して、復温できた生地」
2、「分割してベンチタイムが終わった生地」
1 or 2 の状態から成形していきます。
生地を麺棒を使って伸ばしていきます。
この後、ロールケーキのように巻いていくので、できるだけ、四角になるように伸ばしていきます。
↓↓だいたい5mmくらいの厚さに伸ばしました。

3、ラムレーズンバターを塗って、ナッツをちりばめる
ラムレーズンバターを塗って、ミックスナッツをちりばめます。
上から巻くので下側を少しだけ残して、ラムレーズンバターを塗ります。
※巻き終わりにバターなどの油脂がついていると、しっかりとくっつかないので、焼成時や焼成後に開いてしまうことがあります。
↓↓下側を少し残して、ラムレーズンバターを塗っています。

↓↓今回使った「ラムレーズンバター」はこちらです。

「カルディのラムレーズンバター」です。
しっかりとラム酒の味や風味がありますが、きつくないので、とても使いやすいです。
食パンやバゲットに塗って、オーブントースターで焼いて食べるだけでもおいしいですよ!
4、上から巻いていく
ラムレーズンバターを塗って、ナッツをちりばめたら、上から巻いていきます。

5、6等分カットして、型にいれる
6等分にカットします。

カットしたら、マフィン型に入れます。
↓↓あらかじめマフィン型に薄くバターなどの油脂を塗っておきます。

↓↓型に入れます。

6、2次発酵(最終発酵)をとる
30℃で約40分発酵させる。
最終発酵の見極めは、指で軽く触って、指の跡がゆっっくりと戻ってくるとベストです。
それから、きちんと発酵している生地なら指で触った時に生地が指にくっつかないことも最終発酵の見極めのポイントです。
↓↓最終発酵が終わった状態です。

7、焼成する
190℃で予熱が必要です。
予熱が終わったら、190℃のオーブンに約10~15分間入れます。
途中で前後の向きを変えるときれいな焼き色が付きます。
↓↓おいしそうな焼き色が付いたら出来上がりです!!


うちでプロぱんポイント
アイシング
「アイシング」とは、粉砂糖と卵白や水などの液体で練ってペースト状orクリーム状にしたものです。
少し、甘さをプラスしたいときや、見た目をおしゃれにしたいときなどによく使います。
(もちろんお店では、アイシングをかけることを前提として、パンやフィリングの甘さ、量などの調整もしますよ。)
レモン果汁などを少し混ぜて、さわやかなアイシングを作ったり、ブランデーやラム酒を混ぜて、少し大人なアイシングなども作ることもできます。

シークワーサー・アイシング
アイシングにレモン果汁などの柑橘系を入れると爽やかなアイシングになります。
柑橘系の中でも「シークワーサー果汁」がおすすめです。

アイシングを作る時に「ほんの少しだけ」この「シークワーサー果汁」を入れるだけです。
レモン果汁のさわやかさとは、また違う柑橘の良さがあって、私はとても好きです。

:作り方:
上記の材料を混ぜるだけです。

↓↓写真ではわかりにくいですが、スプーンですくって、パンにかけます。
それをイメージしながら水で濃度を調整します。
(硬すぎると、かけにくかったり、アイシングが厚くなりすぎて、パンを食べたときにアイシングの味しか、しなくなってしまいます。)

↓↓写真:左はスプーンで「なみなみ」
写真:右はパンを逆さにして、アイシングの中にくぐらせました。

アイシングは簡単に作れますし、いろいろとアレンジができます。
ネットで調べると様々なレシピがあるので、数種類試してみて、自分の好みの「アイシング」を見つけてみてください!!
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