インドやネパール料理でカレーと一緒に食べる「薄いパン」を知っていますか。
名前は「ロティ」とか「チャパティ」と言います。
今回はその「ロティ」「チャパティ」を紹介します。
また、フライパンで焼くので、オーブン不使用です。
・「フライパンで作るパン」レシピ
・ホットク風じゃがいもとチーズパン
・クランペット
レシピ

工程
今回はイーストが入っていないので、発酵をとる必要がありません。
また「ロティ / チャパティ」は薄い平焼きパンなので、グルテンをしっかり作る必要もありません。
ミキシング時間も短く、発酵もいらない「クイックブレッド」です。
1、サラダ油※1以外の全ての材料を一緒にして練る
サラダ油 ※1以外の材料をボールに入れて、練ります。
パンみたいにしっかりグルテンを出す必要はないので、ある程度練れたらOKです。

2、10分休ませてから分割する
発酵はいらないとは言え、ミキシングしてすぐの生地はしまっています(ギュッとしてます。)
なので、少し休ませて、生地が緩んだら、分割します。
10分~15分くらい休ませたらOKです。
↓↓濡れ布巾をかぶせて、10分くらい待ちます。

1個80~90gくらいで分割します。(今回、直径28㎝のフライパンを使います。)
(小さいフライパンで焼く場合は60~70gくらいがいいと思います。)
↓↓分割したら、再度丸めます。

3、10分休ませてから成型する
生地を分割して、丸めたので、再度10分休ませます。
その後、成型していきます。
↓↓濡れ布巾をかぶせて、10分待ちます。

10分くらい経って生地が緩んだら成形していきます。
↓↓のように成形していきます。

↓↓生地を丸く伸ばします。(厚さ2㎜程度)

↓↓「サラダ油※1」を塗ります。

↓↓のように刷毛を使うと簡単にきれいに塗ることができます!!

↓↓カットした部分から時計周りに三角形になるようにたたんでいきます。


↓↓のようにきれいな三角形になればOKです。

↓↓作業台の上や手の上で転がして、「たけのこ」や「円錐」のような形になるようにします。

↓↓「たけのこ」の先っぽを下に押してつぶします。

4、焼成する
成型できたら、後は薄く伸ばして焼くだけです。
工程3で先に作った生地から伸ばしていくと、伸びやすいです。
↓↓再度、生地を伸ばしました。(厚さ1~2㎜程度)

油をひかないで中火くらいです。
※弱火ですると焼く時間が長くなりすぎて、生地がパサパサになります。
強火だと早く焦げてしまいます。

↓↓のように膨らんできたら、ひっくり返す合図です。

↓↓ひっくり返しました。

あとは数回ひっくり返しながら焼いていきます。
↓↓2~3回ひっくり返しながら焼きました。

最後に表面に刷毛で「サラダ油 ※1」を塗って両面焼きます。
これをすると表面がパリパリになっておいしいです!!
↓↓写真ではわかりにくいですが、刷毛で油を塗って、焼いています。


最後に手でパンパンします。(これがすごい重要です!!)

↓↓パンパンするとクロワッサンやパイみたいに「層」ができます。

インドやネパール料理屋で食べる「ロティ」「チャパティ」になりました!!

あとはお好みのカレーと一緒に食べましょう!!
↓↓今回は友達のフィジー人に教えてもらった「フィジアンカレー」を作りました。

うちでプロぱんポイント
・アレンジ
今回のレシピの中力粉を少し、全粒粉に変えると、これもまた本格的な味になっておいしいです。
(実際にインド、ネパール料理屋にも全粒粉入りロティが売っているところもあります。)



今回のレシピをベースにすれば、いろいろできるので挑戦してみてください。
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