今回紹介するのは「バター生地」です。
バター生地とは「テーブルロール」や「菓子パン」、「総菜パン」や「揚げパン」など様々なパンに使える生地です。
この生地1つで様々なパンが作ることができるので、とても便利です。
実際にお店でも、こういった万能生地を1つや2つ使って、何種類ものパンを作っています。
レシピ
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/バター生地 レシピ.jpg)
工程
1、オートリーズ法で仕込む
今回の「バター生地」ではしっかりとしたグルテン形成が必要になります。
お店であれば、ミキサーがあるので、問題はありませんが、家で作る場合はどうしても、捏ね不足になりがちです。
そのため、今回はあえて「オートリーズ法」を使ってパン生地を仕込んでいきます。
「オートリーズ法」は家庭でパン生地を作る際に、便利な方法の1つです。
・パンつくりの製法について
1-1、塩、イースト、バター以外の粉材料を混ぜる
塩とイースト、無塩バター以外の粉材料をボールに入れて、混ぜます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2321-576x1024.jpg)
1-2、全卵と牛乳の液体材料を混ぜる
全卵と牛乳の液体材料を一緒にして、混ぜておきます。
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1-3、粉材料と液体材料を混ぜて練る。
粉材料(1-1)と液体材料(1-2)を一緒にして練っていきます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2322-576x1024.jpg)
粉っ気がなくなって、全体がある程度混ざればOKです。
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2、20分休ませる(オートリーズをとる)
ここで「オートリーズ」をとります。
生地の表面にイーストを振りかけます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2325-576x1024.jpg)
乾燥しないように「ラップや袋、濡れ布巾」をかぶせて、20分休ませて行きます。
ここで生地を休ませることによって、水和させ、グルテン形成を強めていきます。
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3、イーストを練り込む
オートリ―ズを20分とったら、振りかけていたイーストを練っていきます。
↓↓オートリーズ20分とりました。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2327-576x1024.jpg)
↓↓イーストを練り込みました。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2328-576x1024.jpg)
4、塩を加えて練る
イーストが綺麗に混ざったら、塩を加えて再び練ります。
↓↓塩を加えます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2332-576x1024.jpg)
↓↓ある程度練ります。
手で練りながら、塩がきれいになじむまで、練ります。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2333-576x1024.jpg)
5、バターを加えて練る。
塩が綺麗になじんだら、無塩バターを加えて、さらに練ります。
↓↓無塩バターを加えます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2334-576x1024.jpg)
表面に「艶」がでるまで捏ねます。
↓↓表面に「艶」が出たら、ミキシング終了です。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2335-576x1024.jpg)
6、1次発酵をとる
生地を乾燥させないように、ラップや濡れ布巾をかぶせて、発酵させていきます。
27℃~30℃で40~50分くらい発酵させます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2338-576x1024.jpg)
7、分割する
↓↓発酵具合をフィンガーチェックで確かめます。
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2340-576x1024.jpg)
・フィンガーチェックとは・・
1次発酵ができたら、分割します。
今回は50gに分割しました。
(作りたいパンによって分割重量を変えてください。)
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2344-576x1024.jpg)
8、冷凍する
乾燥させないようにして、冷凍すれば「バター生地」の完成です!!
![](https://utidepropanblog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_2346-1024x709.jpg)
うちでプロぱんポイント
・冷凍生地玉
今回は「冷凍生地玉」です。
1次発酵の後、分割、丸めを行い、すぐに冷凍させます。
そして使う前日もしくは、当日の朝に、冷凍庫から冷蔵庫やドウコンに移し、解凍します。
解凍後は成形して、最終発酵を取り、焼成することができます。
パン屋さんでは、こういった「冷凍生地玉」をよく使います。
「冷凍生地玉」を上手に使えばお店だけではなく、家庭でのパン作りも簡単になります。
時間の有効活用にもつながるので、ぜひ、今回の作り方を参考にしてみてください!!
・冷凍生地玉で作るパンレシピ
・メロンパン
・コッペパン
・あんパン
・クリームパン
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