「つぶあん」レシピ!!

加工 レシピ

最近は既製品のあんこを使っているパン屋さんも多いです。

昔と比べて、種類も多く、質も高いあんこが増えたので、お店で小豆から炊いて作ることはかなり減ったと思います。

昔ながらのパン屋さんでは、必ず1週間に1回~2回くらいあんこを炊くことがあります。

今回は、昔ながらの基本のあんこの炊き方を紹介します。

レシピ

工程

今回はスーパーで売っている小豆を使って作ります。

また砂糖の種類は好みによって上白糖やきび砂糖、また少し黒糖を配合するなどしてもおいしく作れます。

1、小豆を水に浸水させる

ボールやタッパーに小豆を入れて、そこにたっぷりと水(仕込み水以外)を加えて、一晩浸水させます。

※夏場などの気温が高い時期や場所では冷蔵庫に入れて一晩おくようにします。

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↓↓一晩浸水させました。

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2、しっかり水洗いをしてフライパンで乾煎りする

2~3回しっかりと水洗いをしてからフライパンに入れ、乾煎りをします。

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乾煎りと言っても最初のほうが小豆に含まれた水分が外に出てくる状態です。

このまま、ずっと水分を飛ばすように火入れをしていくと、途中から水分が出なくなり、乾煎りが始まります。

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↓↓写真では少しわかりにくいですが、小豆の表面の色が「こげ茶」になっています。
絶対焦がしてはいけませんが、ちゃんと「炒っている」感覚/色が重要です。

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3、水を加えて一度沸かす

小豆に対して3倍の水を加えます。

今回は小豆250gに対して水750gです。

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水を沸かすまでは強火でも大丈夫です。

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4、弱火で小豆に火を通していく

弱火に落として(コトコト煮るように)10分×4回で煮ていきます。

1回目と2回目の10分はアルミホイルで蓋をして茹でます。
3回目と4回目の10分は落し蓋にして煮ていきます。


10分おきにゴムベラでしっかりと鍋の底やまわりを混ぜます。



↓↓1回目、2回目の10分はアルミホイル軽く蓋をしておきます。

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↓↓3回目、4回目の10分は水分が少なくなっているので、落し蓋でしっかりと水分を対流しながら煮ていきます。

途中で小豆を3つ、4つくらい食べてみて、小豆に芯が残らないように煮ていきます。

↓↓今回は40分煮てピッタリでした。
※最後(4回目)の10分は時間が前後することもあるので、調整してください。

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5、砂糖を加えて硬さを調整して出来上がり

今回は小豆1:砂糖0.6の配合にしています。

※基本は小豆:砂糖=1:1とよく言いますが、正直かなり甘いです!!
昔は保存の面を考慮して砂糖の配合量を増やしていましたが、家庭では少量作ることができますし、また、必要に応じて冷凍保存すればいいので、今回は小豆1:砂糖0.6にしています。


砂糖は2、3回に分けて入れるようにします。
※1回で入れると、砂糖の浸透圧で一気に水分が出て、ちょっと水っぽくなりがちなので、数回に分けて入れることをお勧めします。


↓↓砂糖1回目です。

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↓↓砂糖3回目です。

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↓↓砂糖がきれいに溶けました。

ここから硬さを調整していきます。

パフェやかき氷にかけるような場合はここで完成としてもOKです。
あんぱんや小倉トースト、あんバターなどにする場合は少し、水分を飛ばします。

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↓↓今回は生地に包餡するように少し硬めにしたかったので、ゴムベラを通したときに「す~っと」なべ底が見えるくらいにしました。

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冷凍保存する場合はしっかり密着ラップをしてすぐに冷凍庫で冷凍保存します。
使う際は、常温もしくは冷蔵庫でゆっくり自然解凍すると水っぽくなりにくく上手に解凍できます。

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