冷蔵庫(5℃前後)で低温長時間発酵させるバゲットです。
バゲットづくりは色々な方法がありますが、低温長時間発酵(オーバーナイト法)はパン屋さんでもよく使われる製法の1つです。
・基本のバゲット(ストレート法)
レシピ

工程
始めにイースト、塩以外の材料をミキシングして、オートリ―ズをとります。
その後、イースト、塩を加えて本捏ねしていきます。
・オートリーズとは?
1、ミキシングをして、オートリーズをとる
オートリーズの材料を全て一緒にしてミキシングをします。

粉っ気がなくなって、全体が混ざったらOKです。
そのまま乾燥しないように蓋やラップをして、20~30分放置します(オートリーズ)

2、本捏ねをする
オートリーズを20~30分とった後、まず水とイーストを加えてミキシングします。
ある程度混ざったところで、塩を加えて再度ミキシングします。
塩がしっかり混ざったところでミキシング終了です。

3、30分発酵→パンチ→30分発酵→長時間発酵をとる
「30分発酵→パンチ→30分発酵→低温長時間発酵」と進んでいきます。
↓↓30分発酵しました。

↓↓パンチをしました。

再度30分発酵させたら、すぐに冷蔵庫に入れて低温長時間発酵(オーバーナイト)をとります。
冷蔵庫で18~24時間発酵させます。
↓↓パンチの後、30分発酵させたところです。

4、オーバーナイト後の復温をする
冷蔵庫から出したばかりの生地は冷たいので復温します。
生地温度が16~18℃くらいになるまで復温します。(生地の温度を戻す)
↓↓冷蔵庫から出したばかりの生地です。

↓↓復温後の生地です。

5、分割して、ベンチタイムをとる
260gくらいで分割します。
分割後は軽くロールケーキのように丸めて、ベンチタイムをとります。
ベンチタイムは20~30分とります。
↓↓今回は1本分だけ仕込んだので、そのままロールケーキのように丸めて終わりです。

↓↓30分ベンチタイムをとりました。

6、成型する
ベンチタイムが終わったら、成型します。
↓↓参考にまで。

成型したら、布取り(キャンパス取り)します。

・バゲット生地の変わった成型方法
7、2次発酵(最終発酵)をとる
30℃で30~40分くらい2次発酵をとります。

8、焼成する
2次発酵の時間に合わせて、予め240℃で余熱しておきます。
生地を天板や紙に移して、クープを1~3本入れたら、すぐにオーブンで焼成します。
240℃で25~30分焼成します。
※布から移す時は「取り板」を使えば生地に負担をかけないで移すことができます。

・取り板とは?


・「バゲット生地」の様々な成型方法
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