今回は生地を作って冷凍しておいて、好きな時に焼ける、ホロホロ系のクッキー」のレシピを紹介します。
パン屋さんでもカフェ・喫茶店でも使える本格レシピです!!
・「全粒粉クッキー」レシピはこちら↓↓
レシピ

工程 クッキー生地
まず、クッキー生地を作ります。
そのまま焼成してもOKですが、今回は成型後、すぐに冷凍しておきます。
成型後に冷凍しておけば、焼きたいときに解凍するだけで焼くことが出来ます。
1、無塩バターを常温に戻しておく
無塩バターを常温に戻しておきます。
※冬場は特に、暖房が直接当たるところは避けてください。
この工程はバターが溶けて液体になっては、ダメです!!
指で押して簡単につぶれるぐらいの状態がベストです!!
↓↓常温に戻しました。

2、ボールにバターを入れて練る
「工程1で常温に戻した無塩バター」をボールに入れて、しっかりと練っていきます。
ホイッパー(泡だて器)やゴムベラなどを使って、白くなるまで練ります。(混ぜます。)
↓↓の写真はまだです。もう少し白くなるまで混ぜます。

3、粉糖を加えて更に混ぜる
粉糖を加えてしっかりと混ぜていきます。
↓↓工程2の時より、白くなってふわふわになります。

4、卵黄とバニラエッセンスを加えて混ぜる
卵黄とバニラエッセンスを加えて、混ぜていきます。
↓↓あらかじめ、バニラエッセンスを卵黄に加えておきます。

バニラエッセンスの量はお好みです。
好きな人は多めに入れてもOKです。
今回、私は、バニラシードが少し入っているものを使いました。
↓↓卵がきちんと混ぜって、見えなければOKです。

5、薄力粉を加えて、生地をまとめる
薄力粉をふるって加えたら、押し固めるようにしてまとめるのがポイントです。
↓↓粉っけがなくなって1つにまとまっていればOKです。
これでクッキー生地の出来上がりです。

今回作るクッキーは「ホロホロ」系のクッキーなので、ここではできるだけ「練らない」ことがポイントです!!
6、成型する
生地が完成したら、麺棒で伸ばして型で抜いていきます。
↓↓のように型で抜いていきます。
※参考にまで。

↓↓のようにきれいに型で抜けたらOKです。
(もし、作業台やまな板にくっつくようなら、軽く粉を振ってもOKです。)

↓↓今回は直径7㎝のセルクル(型)を使いました。

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7、冷凍する
クッキーの成型が終わったら、冷凍しておきます。
↓↓底が広いタッパなどに、クッキングシートを敷いて、その上にクッキーを並べて冷凍します。
※あまり上に重ねると、冷え固まる前に、潰れたり、形が崩れたりするので注意です。

これでクッキーの準備が終了です。
実際にこのようにして、「冷凍ストック」をしているお店もあります。
後は、解凍して焼成するだけで美味しいクッキーができあがります。
工程 解凍&焼成
冷凍ストックが出来たら、あとは食べたい時に「解凍&焼成」するだけです。
1、解凍する
クッキーの解凍方法はとても簡単です。
既に成型がおわっているので、クッキングシートを敷いた天板に並べて解凍するだけです。
凍ったまま並べて、15分くらい室温に置いておきます。
半解凍(指で軽く触って芯は少し凍っている状態)くらいで解凍終了です。

2、焼成する
180℃で予熱が必要です。
予熱が終わったら180℃のオーブンで8~10分焼きます。
その後、前後の向きを入れ替えて4~5分くらい焼きます。
焼き終わったら天板に乗せたまま、冷めるまで待ちます。(最後は予熱を利用します。)

冷めたら出来上がりです!!
うっすら周りに焼き目がついているくらいがベストです。
ホロホロクッキーのできあがり!!
うちでプロぱんポイント
1、チョコチップ味
工程5が終わったタイミングで、チョコチップを混ぜ込みました。
↓↓生地対比(生地に対して)20%のチョコチップを入れました。

他にも「板チョコ」を粗めに砕いて入れてもおいしいです。
「チョコとナッツ」や「ドライフルーツとナッツ」のように2、3種類の材料を加えてもおいしくできます。
※その後の工程は同じです。(伸ばして、型で抜いて、冷凍する)
・「マーブル模様のクッキー」レシピはこちら↓↓
2、包装する
クッキーなどの焼き菓子は見た目が地味なものが多いです。
なので、包材や包装方法など、いろいろ試してみてください!!
今回は100均で売っていた包材を使って、「1枚1枚をバラ」で包装しました。
シンプルな見た目ですけど、お店で買ったみたいに見えますね。

3、余熱の大切さ
焼き菓子を焼くうえで、「予熱」はすごい重要な工程です。
予熱を計算して、焼成時間をコントールすることが大切です。
オーブンから出て(焼き上がり直後)から冷めるまでに、少しずつですが、火が入っていきます。
お店で焼き菓子を買う時、包装されていますよね。
焼き菓子は冷めている状態でなければ、包装することはできません。
なので、予熱が入って、冷めた時にベストな状態になることが重要です。
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