今回は私が仕事をしていて、びっくりした話を紹介します。
これは私が日本のとあるパン屋さん兼レストランで仕事をしていた時の話です。
こちらは少し大きいお店で、「パン、サンドイッチ、ケーキ焼き菓子、レストラン」部門のように分かれていて、私はパンとサンドイッチ部門に所属していました。
私は基本的にはパン部門にいたので、毎日生地を練って成形したり、焼いたりしていました。
しかし、1週間に1回と予約が多い時やイベントがある時などは、サンドイッチ部門で仕事をしていました。
ある日、とある業種の方々が集まる会合があって、そこへうちのお店からサンドイッチのオードブルを提供することになりました。
前日はオードブル用のパンを焼いたり、葉物や材料のカットや下処理などの準備をしました。
そして当日を迎えました。
朝6時からサンドイッチ用のポテサラや卵サラダ、カツサンド用のカツや唐揚げを揚げたりしていました。
そんな準備をしながら、サンドイッチを作っていきました。
普段の店頭に出す場合なら、できたものから詰めて、店頭に出せばよいのですが、オードブルの場合は、全てを準備してから、一斉にみんなで詰めます。
この時は、パン部門とレストラン部門から数名が手伝いに来てくれました。
そしていよいよ詰める作業です。
スタッフみんなで役割を分担していきます。
唐揚げを詰める人、サンドイッチを詰める人など決めて流れ作業で行っていきます。
そして、順調に事が進み、7割くらい終わったところで、事件は起きました。
レストラン部門から手伝いに来ていたスタッフがパンを1つ落としました。
それを見た私を含め他のスタッフも「あ、落ちた、じゃ捨てて、他の物をいれるかぁ」って思ったと思います。
おそらく、今、この記事を読んでいる皆さんもそう思ったのではないでしょうか。
しかし、そのスタッフは迷わず、その落ちたパンを拾って、シンクへ行きました。
そして、シンクの水道の蛇口をひねって水を出しました。
スタッフ一同が「ん? あ、落ちたパンを触ったから、手を洗うのかなぁ?、
いやビニール手袋をしているから、別に新しい手袋を使えばいいのに・・・」
なんてことを思ったと思います。
そしたら、なんとそのスタッフは、落ちたパンを洗い出したのです!!
サッと洗ったならまだしも。(洗ってもダメですけど。)
ジャブジャブとしっかりと洗っていました!!笑
もう、スタッフ一同、・・・・・
開いた口がふさがらないとは、まさにこのことです。
これまで老舗パン屋や小さい個人店、インストアベーカリーや大手工場など、色々なお店を経験してきましたが、パンをジャブジャブ洗った人はこの1人しか知りません。笑
もちろん、その洗ったパンは捨てましたよ。
この時は本当にびっくりしましたね。汗
はい、今回の話は以上です。
他にも「雑談」記事があるので、よかったら読んでください。
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