今回は「コストコ」や「成城石井」などで人気のある「マスカルポーネブレッド」を紹介します。
レシピ

工程
今回は少し「もちっとした食感」と「日持ちのこと」を考えて、「湯種」を使います。
湯種を作ってから「本捏ね」をしていきます。
・「パン作りの製法」についてはこちら↓↓
1、湯種をつくる
湯種を作ります。
湯種は冷ます必要があるので、最低でも30分~半日前には作っておきます。
沸かしたお湯を計量して、粉と混ぜます。
「ゴムベラ」などで素早く混ぜるのがコツです。
↓↓混ぜたら、「ラップ」や「なんでもシート」などでくるんで、冷蔵庫で休ませます。↓↓

湯種を練ったら、乾燥しないようにして、冷蔵庫で冷やします。
最低でも30~1時間くらいは冷やします。
前日の夜に作っておいてもOKです。
※お店では前日に湯種を作ることが多いです。
2、無塩バター以外の材料を全てボールに入れて練る
「無塩バター」以外の材料を全てボールに入れて、練っていきます。
ある程度まとまったら、作業台やまな板などの上に出してから捏ねます。
↓↓ここからさらに10分くらい練ります。

3、バターを加えてさらに練る
ある程度生地を練ったら、「無塩バター」を加えます。
無塩バターを加えたら、表面がある程度「つるっと」するくらいまでしっかり捏ねます。(10~15分くらい)
↓↓表面が「つるっと」しました。

4、1次発酵をとる
ミキシングが終わったら、1次発酵をとります。
30℃で40分くらい発酵させます。
↓↓40分発酵させました。

発酵の見極めは「フィンガーチェック」をして、空いた穴が「ゆっっっくり」戻ってきたらOKです。
(様子を見ながら発酵時間を調整していきます。)
・「フィンガーチェックの方法」はこちら↓↓
5、分割して丸める
生地を250gに分割します。
↓↓写真(左)が250gです。 写真(右)は80gで冷凍しておきます。(今回は使いません)

6、ベンチタイムをとる
生地を丸めたら、15分くらい休ませます。(ベンチタイム)
生地を休ませることで、生地が緩んで、成型しやすくなります。
7、成型する
厚さ8mm~1㎝くらいに伸ばして、8等分します。
↓↓下のように後をつけてから、カットすると簡単です。↓↓

↓↓8等分にカットしたら、天板に並べる。↓↓

8、2次発酵(最終発酵)をとる
35℃で30分くらい発酵させます。
だいだい生地が1.5倍くらいになったらOKです!!
(伸ばしてカットしただけの成形なので、あまり大きく(2倍、3倍に)しない方が、きれいに焼き上がります。)

9、焼成する
190℃で予熱が必要です。
予熱が終わったら190℃のオーブンに10分間入れます。
その後は様子を見ながら焼いていきます。
(途中で前後を入れ替えるときれいな焼き色が付きます。)

うちでプロぱんポイント
1、水温調整
今回は「湯種」「マスカルポーネチーズ」「全卵」を使うので、水温調整が少し難しいです。
まず、これらをボールに入れて、ある程度混ぜます。(温度を1つにするため。)
その後、「目標捏上温度に4を掛けて」から水温を計算します。


目標捏上温度:26℃
今回の水温は26℃前後に設定しました。
ですが、少し捏上温度が低くなってしまいました。(泣)
↑↑参考にまで。。
2、保存方法
全部食べきれない場合や、保存しておきたい場合は、
「ラップ」に包んでから「ジップロック」に入れて冷凍しておきましょう。
食べる際は、冷蔵庫で解凍するか、室温に出しておいて自然解凍するのがいいです。
その後、トースターで温めれば、焼き上がり時のようなふわふわな食感になっておいしいです。
それから「メープルシロップ」や「はちみつ」などをつけながら食べるのもおすすめです。
もし、よかったら試してみてください!!
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