「クランペット」レシピ!!

パン レシピ

「クランペット」とはイギリス(風)のパンケーキとも言われます。

小さな気泡がたくさん空いているのが特徴のパンです。

パンケーキとよく似ていますが、一番大きな違いは、クランペットはイーストで発酵させることです。

パンケーキはパンケーキミックスなどを使って、卵と牛乳や水などを入れて混ぜたら、すぐに焼くことができますよね。

ベーキングパウダーを使って膨らますので、生地を発酵させる必要がありません。

それに比べて、クランペットはイーストで発酵させてから焼くので、少し時間がかかります。

しかし、このイーストで膨らますことで、「クランペット独特の小さな気泡」が生まれます。

今回紹介するレシピは「イーストとベーキングパウダー」の両方を使って作ります。

本来はイーストのみで作るのですが、併用することで、少し、ふわふわ感が増します。

日本人の口に合う、「もっちり、フワフワなクランペット」レシピです。

レシピ

工程

1、温めた牛乳にイーストと砂糖を加え、混ぜ合わせる

まず、牛乳を40℃前後に温めます。

欧米圏でよく、予備発酵が必要な「ドライイースト」を使うことが多いので、牛乳を温めてから、イーストを溶かし入れ、10~15分を放置(予備発酵)してから使います。

しかし、日本では予備発酵不要の「インスタントドライイースト」が主流なので、正直な話、牛乳を40℃前後まで温める必要はありません。

ですが「クランペット生地」はパン生地とは違い、ミキシング(練る作業)が短く、ホイッパー(泡だて器)やゴムベラで混ぜるだけなので、生地温度が低くなりがちです。

イーストで発酵させるため、ある程度、生地温度が高い方が良いので、今回は牛乳を40℃前後まで温めてから使いました。

※夏場などの気温が高い時期は20~30℃くらいと牛乳の温度を下げても良いと思います。

牛乳が温まったら、そこへイーストと砂糖を加えて、混ぜます。

↓↓混ぜました。

2、材料Aを加えて、混ぜ合わせる。


材料A(中力粉、塩)をボールに加えて、混ぜます。

↓↓ホイッパーでは少し、混ぜにくかったので、ゴムベラに持ち替えました。

粉っ気がなくなるまで、しっかり混ぜます。

粉っけがなくなったら、ラップなどをして(乾燥防止)発酵させていきます。

3、発酵させる

室温が高ければ、そのまま1時間くらい発酵させます。

室温が低ければ、ホイロ(30℃くらい)で約40~1時間、発酵させます。


目安は、生地の表面に少しボコボコと気泡が出てきたら、終了のサインです。


↓↓このくらい、もしくはもう少し発酵させてもOKです。

4、材料Bを加えて、混ぜる

発酵がおわったら、材料B(ベーキングパウダー、水)を加えて、再度、混ぜます。

はじめは少し混ざりにくいですが、ゆっくり混ぜていると、きれいに混ざります。

↓↓まだ、ダマっぽいので、もう少し、混ぜます。

↓↓綺麗に混ざりました。

ラップをして再度、発酵させていきます。

5、再度、発酵させる


材料B(ベーキングパウダーと水)が綺麗に混ざったら、再度、発酵をとります。

今回は30~40分くらい発酵をとります。


↓↓のように全体に気泡がボコボコと出てきたら、発酵終了のサインです。

6、焼成する

2回目の発酵が終わったら、焼成します。

焼成と言っも、今回は「フライパン」で焼いていきます。

セルクル型を用意して、内側に油を塗っておきます。

↓↓今回使用したセルクル型は約9㎝です。

油を塗ったセルクルをフライパンに置き、生地をお玉ですくって入れます。

大体、セルクル型の1/3くらいまで生地を入れます。
高さの低いセルクル型を使う場合は6~7割くらいまで入れてOKです。



弱火~中火くらいでゆっくり火を入れていきます。

蓋をして、5~8分くらい待ちます。

↓↓ボコボコと気泡が出てきました。

セルクル型から外して、裏面を焼いていきます。
(くっついて離れにくいので、竹串などを使って外してください。)

裏面も蓋をして、弱火~中火で5~8分くらい焼きます。

うちでプロぱんポイント

・おすすめの食べ方


クランペットは食べる時に、半分に切って、表面をトーストしたり、フライパンで焼き色を付けてから食べるのがおすすめです。

ベーコンや目玉焼きなど、お好きな具と一緒に食べてください。

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